住信SBI銀行
銀行口座からお金を引き出す際にはキャッシュカードや通帳が必要ですが、準備するのが面倒だと感じている人も多いのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、住信SBI銀行です。
住信SBI銀行は、キャッシュカードがなくてもアプリがあればATMでの入出金ができるなど、便利なサービスがたくさんあります。この記事では、そんな住信SBI銀行の口コミや評判をご紹介します。
もくじ
住信SBI銀行の特徴①「NEOBANK®」による新しいサービス提供
住信SBI銀行は「NEOBANK®」のブランド名として採用しています。NEOBANK®とは、銀行機能をさまざまな業種に溶け込ませて世の中をより便利にするサービスです。提携企業は日本航空や株式会社Tマネーなど、生活になじみ深い業界もあります。
他にも通貨プリペイドカードの開発や外貨預金サービス・銀行アプリを利用することでポイントがたまるサービスなど、多様なサービスを提供しています。
住信SBI銀行の銀行アプリがあればキャッシュカードなしで取引ができる
住信SBI銀行のアプリは、キャッシュカードを持っていなくても全国のセブン銀行やローソン銀行のATMで取引ができます。財布からキャッシュカードを取り出す手間を省けるため、便利な機能です。
さらに住信SBI銀行のスマホアプリがあれば、アプリひとつでほとんどの銀行取引が可能です。
高性能な生体認証機能「スマート認証NEO」
住信SBI銀行のアプリは、アプリ上でほとんどの取引ができる便利なサービスです。しかしアプリの不正アクセスが、預金や貯蓄商品に影響を与えてしまうリスクも同時に抱えています。
住信SBI銀行のアプリには、不正アクセスのリスク解消を目的とした「スマート認証NEO」という認証機能が搭載されています。スマホに登録された本人確認情報とアプリを紐付ける、高性能な生体認証機能です。
登録したアプリ以外からの取引は実行前に承認する必要があるため、不正な操作があっても送金などの被害を防ぐことが可能です。さらにスマート認証NEOを登録すれば、ATMの入出金や他行宛の振込手数料がそれぞれ5回無料になるのもうれしいポイントです。
住信SBI銀行の特徴②銀行アプリ以外にも貯蓄アプリなども提供
住信SBI銀行はネット銀行アプリだけでなく、資産管理運用アプリのマネーフォワードや、自動貯蓄アプリなど、お金管理に役立つアプリも多数提供しています。銀行アプリと組み合わせて利用すれば、より精密な資産管理を行えるようになります。
外貨預金やFXアプリなどの取引ができるアプリもあり、資産形成にあわせた運用が可能です。したがって住信SBI銀行は、外貨預金や証券取引に力を入れている人や、お金の管理を精密に行いたい人と相性のいいネット銀行だといえます。
電子マネー支払いも対応している
住信SBI銀行は、PayPayやLINEPayなどのスマホ決済サービスに対応しています。銀行アプリと組み合わせて使えば、支払いや預金の際にお財布を用意する必要がなく、スマホひとつで買い物やお金のやり取りが完結できます。
さらに決済サービスのキャンペーンやポイントを活用すれば、普段よりお得な買い物も可能です。銀行アプリでもポイントがたまるため、両方のポイントを考慮しながら買い物すれば、ポイントを大量に貯めて買い物に利用することもできるでしょう。お出かけの際は荷物をあまり持ちたくない人や、ポイントをうまく使って買い物をしたい人にとって便利なサービスです。
住信SBI銀行の特徴③AIによる精度の高い住宅ローン審査
住信SBI銀行の住宅ローンは、AIによる審査で年収や職業などの情報からリスクを瞬時に算定できます。与信審査の制度を固めつつ、信用コストを軽減することが可能です。
さらにコストを抑えて運営できるネット銀行ならではの利点も加え、魅力的な金利を提供できます。住信SBI銀行で住宅ローンを組む場合、対面で相談できる商品もありますが、ネット契約の方がお得にローンを組めます。
お得な金融商品はローンだけでなく貯蓄商品も
住信SBI銀行の金融商品は住宅ローンだけでなく、カードローンや有担保契約もあるため、目的に応じたローンを組むことが可能です。また、ローンだけでなく貯蓄商品も充実しています。中でもユニークなのが、SBI証券と連携した「SBIハイブリット預金」です。
SBIハイブリット預金口座へ預け入れた預金は、SBI証券口座の買付余力に自動的に反映します。SBI証券口座の買付余力に反映された残高は、株式・投資信託・債権などに利用可能です。
代表口座からSBIハイブリット預金への自動振り替えも1円から設定できます。SBIハイブリット預金は金利も優れている商品であるため、自動仕分けを設定して貯金すれば、高金利を利用してお金を貯めることも可能です。
住信SBI銀行の特徴④お金の管理に役立つユニークな目的別口座
住信SBI銀行では、口座開設とともに同時作成される代表口座のほかに、目的別に資金を分けて管理できる預金専用口座があります。円普通預金・円定期預金・外貨普通預金・外貨定期預金を目的ごとの口座に分けて、最大10個まで作成可能です。
代表口座から目的別口座へ自動振り替えもできるため、お金の入れ忘れも防げます。将来に向けた貯金用として運用するのはもちろん、近いうちに支払うお金の一時保管場所としても活用可能です。
お金を引き出す際は、代表口座の円普通預金に振り替える必要があるため、操作間違いの心配がありません。お金を細かく分けて管理したい人におすすめの口座です。
住信SBI銀行の特徴⑤電話・メール・チャットによる問い合わせサポート
住信SBI銀行は電話やメール、チャットによる問い合わせ窓口を開いています。使いやすい問い合わせ方法を選べるため、とても便利です。
メールは回答まで最速30分で対応してくれます。チャットでの対応は、平日9:00~18:00です。電話での対応はオペレーターの対応時間が窓口により異なる点に注意してください。
毎年大晦日・三が日・5月3~5日は3つの問い合わせすべてが使えないため、問い合わせるタイミングに気をつけてください。
住信SBIネット銀行のデメリット
ここでは、住信SBIネット銀行のデメリットについて解説します。
実店舗がない
住信SBI銀行は、対面の店舗を持たず、インターネット上での取引を中心とするネット銀行のひとつです。銀行を利用するうえでわからないことがあっても、店舗で直接聞くことができません。
そのため、不明点があるときはメールなどで問い合わせるか、電話で問い合わせるしかありません。操作方法がわからず、画面を見ながら対応してほしいときなどは不便と感じるかもしれません。
直接対面できないことで、預金以外の金融商品の相談がしにくいこともデメリットです。なるべく、専門知識を持った担当者にマンツーマンで資産運用の相談をしたいのであれば、実店舗がある他の銀行を利用したほうがよいかもしれません。
出金手数料無料のハードルが高い
住信SBIネット銀行は「スマートプログラム」という顧客優遇サービスを実施しています。商品やサービスの利用状況に応じて、ATM・振込の手数料の無料回数が決まります。
たとえば、月10回のATM手数料が無料になる「ランク3」になるには、総預金の月末残高が300万円以上、ロボアドバイザーの資産運用残高が月末時点で100万円以上、外貨預金や仕組み預金、SBIハイブリッド預金、純金積立の月末残高あり、給与・賞与または年金の月内入金ありといった住信SBIネット銀行が定めた基準をクリアしなければなりません。
スマート認証NEOの登録のみであればランク2にとどまり、ATM手数料無料は月5回にとどまります。ATMからの出金、ATMを通じた振り込みの頻度が多い人にとっては、手数料無料の恩恵を受けにくいといえます。
公共料金の引落口座に指定できないことがある
公共料金の引き落としは、大手の都市銀行や主要な地方銀行であれば問題なくできます。
しかし、ネット銀行を対象としていない自治体が多いため、公共料金の引き落とし口座として住信SBIネット銀行の口座を利用できないことがあるのです。住信SBIネット銀行が自分の住む自治体の引落口座として指定されているか否か、口座開設前に確認しておくとよいでしょう。
ただ、クレジットカードを利用し、クレジットカードの引き落とし口座をSBIネット銀行にすれば、事実上、公共料金の引落口座として使用できます。
システムトラブルのときに、取引できないことがある
ネット銀行には、システムトラブル時に利用できないというデメリットがあります。これは、住信SBIネット銀行も例外ではありません。
実店舗がある銀行であれば、窓口で手続きすることができますが、実店舗がない銀行であればトラブルが収まるまで待つしかありません。ネット銀行を利用するときは、なるべく早く振り込むなどシステムトラブルに巻き込まれないよう、利用する必要があります。
システムトラブルに備え、窓口で対応してもらえる実店舗ありの銀行で口座を作り、それと併用するのが無難です。
銀行の名前を使ったフィッシング詐欺に巻き込まれる可能性がある
フィッシング詐欺とは、メールやSMSに書き込まれているURLをクリックさせることで偽サイトに誘導し、IDやパスワードを入手する詐欺のことです。
だまされて、そういった情報を渡してしまうと、ログイン情報が盗まれ、口座からお金を引き出される可能性があります。公式サイトでも注意喚起しているので、住信SBIネット銀行を利用する際は十分に注意しましょう。
また、ネットでの取引が中心となることを考えると、取引時に使用するパソコンやスマートフォンのセキュリティを高めておくことも大事です。OSの更新やソフトウェアのアップデートをこまめに行い、ウィルスの侵入を防ぐことで個人情報流出を防ぎます。
まずは公式ホームページにアクセスしてみよう!
住信SBI銀行は、アプリひとつでお金のやり取りができる仕組みを採用しています。アプリでお金が管理できるため、財布やカードを持たなくてもお金のやり取りが可能です。
また、複数のアプリや口座を組み合わせることで、目的別にお金を管理することもできます。以上のことから住信SBI銀行は、お金の管理をスマホでまとめて管理したい人や、お金をしっかり管理したい人と相性がいいネット銀行です。
証券取引に役立つ機能があり、外貨投資商品もあるため、これらの商品を利用している人にもおすすめです。アプリのダウンロードや口座開設は、公式ホームページからできます。まずはホームページにアクセスして、口座開設をするかを検討しましょう。
住信SBI銀行の口コミ・評判を集めました
カスタマーセンターに連絡しないと使い方が分からないような人には不便かもしれませんが、普通に使いやすく、とくに不満はありません。カーローンを利用した際は申し込みから1週間で契約完了しましたし、口座を5つに分けて管理できるのもとても便利。アプリを利用していますが、一覧で資産を参照できますし、振込や振替も簡単です。
住信SBIネット銀行を利用していますが、セキュリティが非常に強力だと思います。自分の持っているスマホのアプリででロックを解除しないとログインできない仕組みになっています。 振込のときもスマート認証が必要ですし、パソコンから振込してもスマホで承認をしないと振込できません。これのおかげで、今までトラブルが起こったことはありません。ただ、この作業が面倒だという方は利用を考えたほうが良いかもしれないです。
会社名 | 住信SBIネット銀行 株式会社 |
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所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー18F |
電話番号 | 0120-974-646 |
設立 | 1986年6月(銀行業の営業免許取得:2007年9月) |
資本金 | 310億円 (2022年1月1日現在) |